まだまだ弱いスタートアップ創業者が会社のことを発信する意味とは

株式会社アダビトCOOの相原勇士です。

弊社も、最初の事業年度を創業当初から変わらぬ創業者2人で終えることになります。

株式会社アダビトは、ビジネスサイドの創業者2人で創業した株式会社です。CTOの立ち位置のメンバーがおらず、日々勉強しながらのプロダクト開発にいそしんでいます。

とにかくビジョン達成に向かって進みます

今のところ、まったく日の目をみていない我々は、人に教えをいただくことはあっても、人に教えられることは何もありません。その時間を使って、会社のことを考えることができますし、日々プロダクトに向き合うことが、どんなに追い詰められても貧乏でも正しいことだと考えています。

地方出身であり、地頭もよくない僕ですが、それでも社会をよくしたいという思いをもって、何もかも犠牲にしてこの1年間過ごしてきました。その途上で、今の考え方や事業のやり方だけでは「しょせん学生起業家の真似事」にしかならないばかりか、ビジョンを達成することもできないと考えて、大きく舵を切り今のプロダクト開発へと進みました。着々と、自分たちが達成したいビジョンに向かって進むことができていると感じていますが、まだまだこれからです。

今しか発信できないことを残すため筆を執る

具体的に「今僕たちはこういうものを作って、どのくらいのユーザーに恵まれ、日々開発と改善に全力を尽くしています。」と言うのが難しいことが口惜しいですし、まだ「何者にもなっていない」僕がブログで発信することに対して、誰も見向きもしないことに、一種の恥ずかしさすら覚えてしまいます。

しかし、その恥ずかしさの原因を人のせいにして、「僕のことを見向きもしないのが悪い!」なんていう思いを持つはずがありません。社会は結果を残した人にこそフォーカスをあて、ほかの人々を支援したり、応援したり、助けたりします。大きな結果を残した人が「すごい」と言われるゆえんは、その点に尽きます。

そんな素晴らしい社会の中で、たとえ今、僕と僕の会社が何もできていなくても、今しか発信できないことがあると信じて、こうやって筆を執っています。

成果を出したあとの初心貫徹のために発信する

今しか発信できないことを発信することで、将来の自分に今の現状を備忘録として残しておくことができますし、同じ境遇の人にもしかしたら読んでもらえる可能性があります。今しか発信できないこととは何かと言われれば、それはその時々に困った具体的なこと(バックオフィスのこととか、新しいメンバーを集めるときの大変さとか、心理的な負担とか)を指します。つまり、1.今の自分の備忘録2.同じ境遇の人の助けになる、ということです。

そもそも、恥ずかしくて発信できないなどと言っていては、高い目標を掲げて進んでいく自分たちにとって、一生発信することをしないと宣言していることと同義です。いつでも、現状の自分にどこか頼りなさや力不足を痛感しながらも、今の自分から精一杯の発言をしていくことが大切だと思っています。

ブログはその発言をするのに最も適しています。今ではなく、将来的に僕が成果を出したとき、この記事を消してさえいなければ、自分は過去の自分のことをもう一度思い出すことができますし、僕のことを知っただれかも、今の自分とその境遇、創業初期のスタートアップをしている方々にとって有益であろう情報を読むことができる。

「有用なこと」以外には時間を使わない

僕は今、収益化の手前の手前の前あたりの仕事をしていますが、「利益にならないこと」「結果に結びつかないと確実にわかること」をやることは避けています。そう考えると、個人ブログも含め、こういった記事を書くことに抵抗を感じてもいいはずです。

しかし、なぜ抵抗を感じないかというと、この文章を書くということが、今の自分にとっても未来の自分にとっても「有用なこと」だと考えているからです。理由は先述の通りです。

人は初志貫徹がとても難しく感じる生き物です。特に僕は意志が弱い人間なので、その点に関しては自分を信じずに、少々時間を使ってしっかり発信を心がけていきたいと考えています。ただし、優先順位をつけて、実質的に意味のあること以外やらないという覚悟は当然必要です。

まずは、社会に価値を提供できるものづくりからコツコツと、やっていきたいと思います。